総量規制とは、「金融庁」管轄の「貸金業法」による貸金やキャッシングに関する利用制限(規制)のことを指します。
簡単に言うと、消費者が利用できるキャッシング枠の総量を国が法的に規制しようとするものです。
[導入の目的]
この総量規制は、そもそも過度のキャッシングによる自己破産者の増加や、ヤミ金融による被害の拡大などを抑制することを目的として法案化されました。
一時期、ヤミ金融による激しい取り立てがニュースになったこともありましたよね。
そのキャッシング返済の取り立てに耐え切れず自殺者や自己破産者が増加したことが社会問題となりました。
ヤミ金や自己破産の対策として議論が過熱し、改正貸金業法に伴って導入されることになったのです。